工房長の染色日記２

　　　　　　

　　　親爺が入院した、

　　　ここ三年で四度目の入院になるが、

　　　今回は長くなりそうである、

　　　そのために、工房の油彩絵画教室が、

　　　当分のあいだ中止になった、

　　　今日、工房の拭き掃除をした、
　　
　　　時々、娘が手伝ってくれるが

　　　基本的には現在、私一人で、
　
　　　火曜、土曜の絵画教室の翌日の
　
　　　かたずけと清掃だけで一仕事だった、
　
　　　紅型の特に反物の型置きした糊が

　　　移動したり、かたずけたり、するたびに、
　
　　　ひび割れを心配した、

　　　油彩の付着にも神経を使った、

　　　数人いると助かるのだが、
　
　　　一人だとなにかと神経過過敏になる、
　　
　　　明日から、たまっているる、注文に
　　
　　　集中して取り掛かれる！

　　　幸いにも親爺の入院している病院が近いので、

　　　出勤前と昼食時と退社時に病棟に顔を出している、

　　　京都に発注した糊、生地、他とどいた、

　　　

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